「なみだ」 (2017・10・3)

なみだ
にはいろいろある。
嬉しい涙。
哀しいなみだ。

苦しいなみだもある。
くやしい涙もある。
今のわたしの涙は何色だろう?
私が遠い地へ嫁ぐ時に、従兄弟は大泣きしたそうだ。
「可愛そうに・・」と言って。
大きな声で泣いてくれたそうだ。
沢山の山へ一緒によく登った。
アルプスへの夢は叶わなかったが、地元の山へ行った。
そしてこの度、もうひとつの大泣きを見た。
大声は出さず(出ず)男泣きした弟。
どうしようもない涙だ。
声を出すにも出ず、それでも眼が真っ赤になった。
私は友と生きてきた長い年月を思い出して、眼がしらが熱くなった。
生きてきたというより、彼女の優しさの中で生かされてきた。
これからどんな涙が出るのだろうか?

枯れ果てたと思っていたなみだ。