こころうた(2017.6.25)

高齢の 夫婦つれ添い新築の 息子のうちを はるばる訪ぬ

おはようは うぐいすの声 初夏の森 ゆとりをもって 旅人帰る

丁度いい いい加減なる わたしには されどあくせく 一日暮れる

群生す カモミール抜く 夕方の 公園花壇 次は何植う

サミットが 終わり静かな 上空に いつもの鳥が さえずっており

新しき 扉を開けて 出勤す 息子夫婦の 定着の土地

大股で 歩き大声 出しいれば 空は高いぞ 小鳥群れ飛ぶ

月命日 遠くにありし 母の影 母の日に歌う 母想う歌

思い出し 思い出しして 日記継ぐ 日々同じこと 繰り返すのみ

昨日から 今日へと続く 道程は 淡々なれど われの一生

癌を病む 友の元気が 聞こえ来る 生きてるうちに たびたび会おうと

さよならは いつも淋しき 言葉なり 次は会えるか 元気はあるか

歴史ある ツタンカーメン 豌豆を 黙々食す 歴史噛みしめ

新しき ページに開く 想い花 咲かせてみたい 花のいのちを

先輩の 痛い辛いを 聞きながら やがてわが身と こころに刻む

誤字脱字 日増しに増えて 滅茶苦茶に こういうことか 歳を食うとは