「節分・立春」(2・3)
季節の節目である。
冬から春へ。

目には見えないが、かすかに変化している。
自然の巡りはまったく不思議なものだ。
ちゃんとその季節に合った花が咲く。

変われないのは私だけかも知れない。
全く頑なに変化しない、頑固者。
しかしそれなりにやりたい事は少しだがやっている。
欲深いと言われるが、金銭的なものではない。
あれもやりたい、これもやりたい・・と思いながら何もやれていない。
まあ私の人生はこんなものでしょう。
人のせいにした事もあったけど、自分に与えられたエネルギーはこれだけ、
と納得した。

それにしても大病も怪我もせず、よくもまあ無事に後期高齢者になれたこと!
健康な身体に産んでくれた両親と、私を育ててくれた周りの人達に感謝だ。
「同い年同士、いつまでも仲良しでいましょうね!」
先日もそう言われた。
こっちの方からお願いしたいくらいの人から。
私の人生であまり人に与えることをして来なかった。
(これは自意識過剰・自己嫌悪のせいかも?)
それなのにいっぱいの物・心をプレゼントして貰った。
余生を懸けても、返し切れないほどの物を頂いた。

年頭の挨拶で「一年の計は笑顔にあり」と、校長先生が言った。
それをお借りして、先日の3年生との「むかしの暮らし」で、自己紹介の時に言った。
「今日は一日、楽しく笑顔で参りましょう」
ふ、ふ、ふ。借り物の言葉。
もっとも校長も冬休みにお参りに行った時に、門前にこう書いてあったらしい。
「一年の計は笑顔にあり」
そして小学校のモットーは「えがお」である。
これは数年前からずっと続いている。
嬉しくなくても楽しくなくても「笑顔」は、人を和ませる。
顔で笑って心で泣いて・・・で、いいのだ。
今の私の心理状態はそういう所だ。
泣いても涙は出ないだろう。
人の命に区切りが付けられたら、あなたならどうする?
どうしてあげる?
一緒に泣きましょうか?

医学が日進月歩でよきほうへ進んでいる。
機械で検査は出来ても、機械は人間の心を読めない。
人工知能でもっても、人間の心理状態はわかるまい。
機械が出したデータを元に、医者は患者に真理?を伝える。
なんともうしましょうか?
私には医学も科学も驚くほど、進み過ぎたように感じる。
「人間」を置き去りにして。

明日は立春。
あしたから春。
春と聞けば嬉しいが、2月は寒さのどん底だ。
心して寒さ対策も怠りなく。

庭の白梅の蕾がふくらみ始めた。